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神楽殿敷石の視察



 



 

おはよう御座います。


鳥飼八幡宮宮司山内です。


先日、現在建設途中の神楽殿の敷石を視察してまいりました。


場所は熊本県の金峰山です。


 



 



 

石切場までの道中は困難な山道でした。


山道に入った途端に嵐になり、雷と激しい雨となりました。


神事の際の急な天候の変化は、神様の歓迎の合図です。


特に雷は神鳴りと言われ縁起の良いものとされています。


びしょ濡れになりながらの危険な視察となりましたが、自然の強さと神様を感じる有意義な視察となりました。


 



 

金峰山で切り出される石は、安産岩です。


島原から大分まで続く火山地帯のなかのひとつが熊本金峰山です。


安山岩は火山活動によってできた石で、強固な硬さと持ちの長さが特徴的です。


今回切り出されたた石は、今から約20万年前の火山活動によってできたものです。


鳥飼八幡宮神楽殿では古からの建築方法である懸造り(かけづくり)を採用致します。


足となる柱の下に敷かれる基礎石として安山岩を使用することとします。


鳥飼八幡宮が生み出す自然の懐にて、お神様と人とが一体となる圧倒的な造形美を感じていただければ幸いです。


何度でも参拝したくなる場所


鳥飼八幡宮は皆さまの心の故郷となるよう努めてまいります。


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