
おはようございます。
鳥飼八幡宮宮司山内です。
昨日は、これから建築に着手する神楽殿の木材や資材の視察にまいりました。
場所は福岡県八女市と熊本県山鹿市の県境です。

職人さんたちに、何故この木材を使うのか、これからどんな作業を行うのかなどなど、たくさんお話しを聞く事が出来ました。
今回使用する木材は福岡県産ヒノキや福岡県産スギの赤身の無節の木材です。

福岡県の森林は人工林率が高く、特に八女地域は江戸時代から続く林業地であり、年輪が詰まって赤身が多く木目が美しい八女スギや八女ヒノキが有名です。建築材として強度と粘り強さを併せ持ち、通直・真円なので床柱などの見える部分で大きな魅力を発揮します。
地産地消で少しでも貢献出来れば嬉しく思います。
職人さんから、県産材が何故素晴らしいのか、何故貴重なのかなどなど説明いただき、学びになりました。
事故なく工事が進みますように祈念致します。