お知らせ・ブログ

鳥飼八幡宮が考える進化する森




 

おはようございます。


鳥飼八幡宮宮司山内です。


まだまだ残暑が厳しいですね。


境内の整備が着々と進んでおります。


氏子さんや崇敬者の方々に最近声をかけられることが多くなりました。「足腰が悪くなって足が遠のいていたけれど、石畳が綺麗に整い、車椅子でも杖をついていても歩める道が完成したら、また毎日参拝出来るから待ち遠しいで、す。」と喜びの声がある一方で、「変わりゆく社殿や境内を寂しく思う。たくさんの樹木を切っていますがやめてもらえませんか。」との声もあります。


心配されるのもごもっともだと思います。


鳥飼八幡宮の発進が弱く皆さまへと声が届かず、どの様に考え、取り組み、何処へ向かっているのかわからなければ当然です。


申し訳ありません。


取り組みについては長くなりますのでまたの機会に書きます。


 



 

まずは樹木について。


私は、これからの未来を紡ぐため、豊かさの鍵は木にあると考えています。強い自然と共存し、木と生きることが肝要なのです。


古来より日本人は、先祖代々の山、そして鎮守の森を守り、受け継ぎ未来を育んでまいりました。


鳥飼八幡宮が目指すのは、生物多様性が富んだ森を、我が子のように手をかけて、伸びやかで自然な美しさにあふれた、さまざまな可能性を感じさせる鳥飼八幡宮が考える「意思のある鎮守の森」を創りたいと思います。


鳥飼八幡宮の境内の樹木は、樹木医のアドバイスをいただきながら手を加えております。


鳥飼八幡宮の樹木は弱っております。理由は境内を美しく保つため、落ち葉を履くのが原因です。本来、木は落ち葉が落ちそして腐葉土となり養分を蓄え健康を保ちます。掃き掃除をすると、養分を蓄えられず弱ってしまいます。


仕方のないことなのです。


今回、弱って枯れかかっている樹木は伐採し新たに植え直し、共存共栄出来るように再構築致します。


生命を五感で感じられる進化する森を創りますのでご安心ください。


https://hachimansama.jp/sengu-lp