遷宮

遷宮

鳥飼八幡宮は、1700年の歴史があり縁むすびの神社として篤く信仰される神社です。
元来、神社が持つ「祈りの場」 に加え、地域共同体の「まつりごと」の役割を担っていた「ひと・こと・ものが集まる場」の機能を現代に沿って再生すべく、鳥飼八幡宮遷宮プロジェクトにて神社のあり方をリデザインいたします。
遷宮を迎える今、地域の人びとにとって「祈り・集い・活動ができる場」として、伝統を踏襲しながら神社の新しい未来を作っていきます。

現在、新元号三年(2021年)遷宮に向けて、実行委員会を組成し動き出しています。

亀
鳥飼八幡宮

遷宮とは

社紋

神社は神殿を新造して神々を遷すという遷宮によって、古い形体を保ちながら常に若々しい姿を見せるのである。

遷宮は、神々を美しく瑞々しい神殿でお祀りしたいという古代の人々の発想から生まれたもの。そこには、神と供に生き、命の永遠の連鎖を願う、究極の祈りと感謝が込められている。それは、まさに永遠を象徴する祭りである。

遷宮を繰り返すことで、古と今と未来が永々に繋がる。そこには、常に若々しく美しく生き、その精神を子孫へ伝えたいと願う人々の思いも重なる。

このらの概念を神道では、「常若の思想」と表現している。

常若とは、常に英気が溢れた状態なのです。

神社は、自分自身を写す鏡。人間の肉体は朽ち果てども、人間の魂、エネルギーは永遠に続き、そのエネルギーは、神々と供にあり、現世で活かされている感謝の気持ちと自分が去ったあとも、子孫の繁栄、幸せを願う祈りが内包されているのではないかと考えられます。

鳥飼八幡宮では25年毎に遷宮が行われますが、25年という区切りがあることで、日本人自身の魂が蘇り、新たな気づき、新たなエネルギーが充電され、復活へ向けてのスタートすることができるチャンスではないかと思います。

それは、目にみえない心の世界ですが、日本人は、古来からそのような「見えない世界」を信じており、山や樹木、あるいは岩などの自然に神霊が宿ると考えていたことでも理解できます。限りなく神様が多いことから「八百万の神々」と表現されています。

つまり、日本人の原点、心の拠り所を示す装置が、この「遷宮」なのだと思います。「遷宮」がくるたびに思いだし、新たに営みが記憶されていき、永々に生き続けるのです。