イベント
鳥飼八幡宮で開催される催しは、
現代版「直会」です。
神社には神事の後、神様に備えた食物を下げて、みんなでいただく「直会」があります。フェスやマルシェ、鳥飼八幡宮で開催される催しは直会を皆様にわかりやすく、今の時代に合わせアレンジしたものです。同じものを、みんなで分け合って食することで、心を通わせる。そんな営みを繰り返すことで、神社は地域社会の中心であり続けたのです。
現在神社界は人口が減り、個人主義が進み氏子意識はなくなり、かつてのように寄付や祈願の初穂料で成り立っている神社はほんの一握りで、毎年1000社が消滅しているのが現実です。時代に合わせて打ち手を考えなければ歴史を紡ぐことは出来ないのです。
神社にあまり縁がない人にも、神社に足を運ぶきっかけになったり、いろんな人の交流で新しいプロジェクトやビジネスが生み出され、人も地域も活性させたいとの思いから、催しを開催しています。催しを通じ「ひと、こと、ものが集まる場所」にしたいと思います。