
みなさま、ごきげんよう。
令和7年10月13日、スポーツの日。

当宮にて福岡ふくしま県人会さま主催の芋煮会が行われました。
芋煮会は東北では一般的な秋の催しのようです。秋の実りを祝い、芋煮をして苦労を労う意味で行われます。
私たちには馴染みのある風習ではありませんが、当宮で行われる運びとなったのは、福岡市議会議員の橋田和義さんからの橋渡しです。

東日本大震災をはじめ、さまざまな災害の復興祈願と鎮魂の祈願をして、福岡近郊に住む福島県ゆかりの方々との懇親の会をしたいということで、当宮をご紹介していただきました。
夏に開催する「祈りの千灯明」は、東日本大震災の復興祈願のために始めましたので、福島県の芋煮会を開催するのは感慨深いものがあります。

当日は東日本大震災の復興祈願と鎮魂の神事を執り行い、芋煮会の開式と相成りました。
好天に恵まれ、多くの方がみえられました。
私たちも振る舞いをしていただきましたが、とても優しい味わいでお腹いっぱいになるほど、サトイモがゴロゴロ。
福島の芋煮は、味噌仕立てで、里芋に豚肉、にんじん、こんにゃくなどの具ですね。各県各地で味付けや具が変わるということですので、ぜひ各地の芋煮を味わってみたいと思いました。
東日本大震災の傷はまだまだ完全には癒えていません。御霊の鎮めと復興を心より祈念申し上げます。

