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【敬老の日】人形供養の合同祭を執り行いました

みなさまこんにちは。

9月の三連休は満足に楽しまれましたか?
9/15(月)の祝日は、敬老の日でしたね。
ご家族で過ごされたり、祖父母を尋ねにいったりと団らんの時間を過ごした方も多いのではないでしょうか。

鳥飼八幡宮ではこの良き日に「人形供養祭」を執り行いました。




今回で二回目の斎行となる人形供養祭ですが、第一回目は5月5日のこどもの日でした。
日本では古来より、子どもの成長を願うため、節句人形を大切してきた習わしがありますね。

 3月3日の3の日には「上巳の節句(桃の節句)」

 5月5日の5の日には「端午の節句(菖蒲の節句)」

 9月9日の9の日には「重陽の節句(菊の節句)」というように

それぞれ男児や女児の成長や健康を願って人形を飾ってきました。

元々は9月9日の重陽の節句のタイミングで第二回開催を予定しておりましたが
やはり土日祝の方がお越しいただきやすい、ということで
9月9日を過ぎた日にちを今回の開催日程とさせていただきました。




当日は5組の方のお申し込みがあり、ほとんどの組がご参列されていかれました。
連休の最終日ということもあり、前回に比べるとこじんまりとした回ではございましたが
みなさま思い思いに別れを告げ、すっきりとした表情でお帰りになられました。

今回の斎主も、日ごろ中心的に人形供養を行なっている、田部権禰宜です。
当宮における人形供養の専門家、人形供養師と呼んで差し支えないほど人形供養を行なっております。



子供の身代わりとして、ツミケガレを引き受ける役として大切にされてきた雛人形や兜人形など
小さいころから一緒に過ごしてきたぬいぐるみ、
大切にしてきたフィギュア、等々。
想いを込めて大切にされたであろう人形は御霊がこもっているような感じがします。



どんなお人形でも手放すときは、感謝の気持ちで。

明日からも人形供養の一般祈願は通年受け付けております。
次の人形供養祭は令和八年の五月五日を予定しております。