鳥飼八幡宮の工事の進捗状況のお知らせです。
神楽殿および龍神池は、↓のような状況です。

手前のコンクリートの部分が池の基礎部分で、奥の鉄筋が神楽殿の基礎部分となるところ。
まだまだ完成まで遠いように思えますが、先日お知らせした通り宮大工さんのところで、木材の加工ははじまっています。
また先日、神楽殿の基礎石を熊本市の金峰山まで検分してきました。
金峰山といえば、熊本市民の方には親しみのある山かと思います。標高665メートルの山ですが、眺望は素晴らしく阿蘇山を背後にひかえた熊本市街地、有明海からの雲仙、遠く天草まで見渡せます。
夏目漱石や宮本武蔵にもゆかりのある山でも知られていますね。
その金峰山は島原から大分まで続く火山帯の山、今は火山活動は不活性ですが、山全体が安山岩でできています。
この熊本安山岩が、神楽殿の礎石となります。




神楽殿の舞台のほか、地下1階(?)にお茶室もできます。
この建物を華奢な脚で支えるので心配になりますが、これは「懸け造」といって日本の伝統的な建築様式です。
代表的なものは京都の清水寺などですね。とても丈夫な構造だそうです。
刻一刻と完成に近づいています。
【祖霊殿奥宮】
祖霊殿奥宮は、建物はほぼ完成です。
だんだん完成イメージに近づいてきています。






予定通り10月からのご案内ができるよう、炎天下職人さんたちが頑張っていらっしゃいます。
事故のないよう、心よりお祈り申し上げます。