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明治参道の工事は順調です


みなさま、ごきげんよう。こんにちは。

ただいま、明治通りからの参道(裏参道)の工事を行なっており、恵比須神社の参拝のほか、大通りへの通り抜けなどで護衛絵わくをおかけしております。

鳥居を解体して移設し、現在は石畳の参道が掘り起こされ、整備を進めているところです。

このたびの参道整備は「階段をなくして、さらに参拝しやすい参道にする」を目標に掲げています。

表参道はスロープの道を設置して、お参りしやすい参道になったと言っていただいています。
しかし、参道の距離が短く、境内地と唐津街道(道路)との高低差が結構あったため、車椅子の方が自力で移動するには少しきつい勾配になっています。

この度の裏参道は、車椅子の方が自力で移動できるほどの勾配におさめられれば、と考えています。

裏参道といいますのは、明治通りが整備された時に整備されたものです。明治通りは路面電車の運行を目的に整備されたもので、福岡市の近代化を象徴する道です。

現在は移設されていますが、当宮の裏参道の七五三掛石は、九州電燈鉄道からの奉納物で、路面電車が開通した大正二年(1913)の年号が刻まれています。まさに福岡市の近代化の道しるべで、整備された参道にも祀られます。

これまで裏参道と呼んできましたが、これからは「明治参道」とでも呼んだ方がいいかもしれません。

福岡市の明治通りは、建造時の年号から「明治」通りとされています。その事業に合わせてできたものですから、明治参道でいいと私は思いました。

来る6月11日、恵比須神社の遷座祭に先立って、恵比須神社のお社が設置されました。
流石に銅葺屋根もピカピカです。また少し景色が変わる鳥飼八幡宮です。