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節分星祭りのお知らせ
みなさま、ごきげんよう。こんにちは。
本日は福岡も寒いです。小雪まじりの風が吹いています。
正月も終わり、次は節分ですね。
厄除けや方位除(八方除)は節分までに受けられると良いとお聞きしている方も多いと思います。
当宮でも2月3日(土)は節分星祭りとして、厄除け開運のお祭りをいたします。
節分は本来、季節の変わり目のことです。ある季節の終わりの日、翌日から次の季節です、という意味です。
四季のある我が国では年に4回あります。中でも冬から春を分ける立春の節分は特に重要視されていました。これから生命が芽吹いていくのですから、とてもよろこばしい日ですね。
かつては正月よりも大事にされていたという話もあり、今日でも旧暦の正月よりも節分の方が我が国では盛大に行われていますね。
節分の日に豆を年の数ほど食べる、豆まきをするという風習も根付いています。
当宮の節分祭「節分星祭り」は豆まきをするではありません。
厄除、八方除、方位除などの祈願を一心不乱に行うというものです。
何時から、というものではなく、受付された方を順々にご案内いたします。
当宮の節分祭を「星祭り」と称するのは、江戸時代にあった神宮寺(神社の中にあるお寺のこと)の感応院が真言宗であったことから、感応院の祭事・仏事を由来としているのではないかと考えています。
密教では、前の年の星回り供養する「星供養」というものを節分の日に行っています。どのような祭事が行われていたかは伝わっていませんが、江戸時代以前の神仏習合の信仰のあり方の名残を伝えるものとして、名称を変えずに続けています。
当宮には、天之御中主神(あめのみなかぬし)さまをお祭りする塩竈北辰神社があります。
天之御中主神さまは、古事記では高天原に現れました最初の神様で、初源の神、全てのはじまりの神とされ、宇宙の中心にいらっしゃる神様とも考えられています。
この天之御中主神さまの御稜威(みいつ=神様の力のこと)で厄除け、方位除けしていただこうというのが現在の「節分星祭り」です。
話が長くなりましたので、今回はこのへんで。
祈願を受けられると、もともとあった気が補充され「元気」になりますよ。厄年、星回りなどにこだわらず受けられると良いです。