明けましておめでとうございます。
本日令和六年元日より授与しているお守り、鳥飼の「なでうしさん」です。
鳥飼のなでうしさんは、痛いところ患っているところと同じ場所をさすったり、撫でたりすると、痛みが和らぎ治る、と古くから信じられてきました。
当宮は最近、病気平癒の神として知られてきているのですが、その由来はなでうしさんに由来しているのではないかと考えています。
なでうしさんは元来天神さまの神獣として知られています。鳥飼のなでうしさんも、境内の天満神社に奉納されました。
可愛らしい表情とポーズでとても親しまれていています。
天満神社が境内地の中で遷宮（移設）され、天神様のそばになでうしさんが移動した時には、「なでうしさんは、いなくなったんですか！」という方が多数おられるほどの人気者です。
わざわざ遠くからなでうしさんを訪ねて来る方もおられるほどです。
お近くに住んでおられる方は頻繁に訪れてすりすりできますが、遠くの方、外出しにくい方にもなでうしさんのご利益を受けていただくて制作しました。
白い陶器製です。とてもかわいいと思いませんか。
私は、授与をはじめた瞬間に受けてしまいました。中にはおみくじが入っておりまして、引くと大吉でした！
おみくじは吉凶も大事ですが、書いてある言葉が大事です。何事も前向きに頑張ろうと思いました。
おみくじは良い時は持ち帰る方もおられますが、私は結んで帰る派です。良きも悪しきもお神さまにゆだねます。
おみくじを取り出した後は、なでうしさんはお守りとして。御魂入れの神事を行なっております。
みなさまの悩みとなっている痛みや病に対して、即効的にご利益があるかはわかりませんが、鳥飼のなでうしさんを眺めて少しでも心が和んでいただけたら幸いです。
私もいつもポケットや懐に入れて、なでなですりすりして、和もうと思います。ご自身だけでなく、ご家族やご友人のためにも祈って差し上げるのも良いと考えます。
鳥飼の「なでうしさん」は現時点では社務所限定の授与となります。
ぜひ、社務所にてお受けください。初穂料は1000円でございます。
