おはようございます。
鳥飼八幡宮宮司山内です。
早いもので、もう12月です。
本日は、午前6時より月次祭を斎行致しました。
早朝にもかかわらずたくさんの参列をいただきました。心より感謝申し上げます。
皆さまとともに、皇室の安寧と国民の弥栄を祈念致しました。
令和5年9月1日より、鳥飼八幡宮式年遷宮第2期工事における表参道の整備にて、通行が出来なくなっております。
参拝の皆様に事故がない様にと考えでのことでございます。
ご不便をおかけし誠に申し訳ありません。
どうぞお許しください。
鳥飼八幡宮の参道の正中には「あられこぼし」を施します。
自然石の平らな面を上にして、その形に合わせてほかの石を並べてびっしりと敷き詰めるという工法を「あられごぼし」といいます。モルタルや漆喰で固めるのではなく、土の中に直接、石を打ち込むので、石の並び目が真っ直ぐでタイルのようだったり、ある石を中心に縁を描くように敷き詰めると、あられこぼしの風情は出ず、また石が抜けやすくなります。
石の一つ一つを当てながら、ああでもない、こうでもないと試行錯誤をしながら作業を進めていくのです。
石工の技術の中でも最も難しい技術だといわれております。
そこには、水と緑の地球を凝縮し、強い自然と共存する生命讃歌の世界が広がります。
車椅子の方も、杖をついたお年寄りも、身体の不自由な方も、皆さまがお神様とともに歩むことが出来る表参道に致します。
楽しみにしていてください。