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神代が未来へと続く



みなさん、ごきげんよう。こんばんは。

本日も無事に講習をおさめました。連日テストやレポートの提出、様々な手続き書類の作成など、講習も終結に向かって加速している感があります。

本日は祭式の筆記試験でした。追試の連絡がないので合格点は取れたのだと思い、安心しています。明日は国語の試験ですが、大学受験以来の古語の活用形などを勉強しています。

ありをりはべりいまそがりです。

古事記を読み進める神道古典では、邇邇芸命の天孫降臨までで、一旦終了です。皇室の祖先が葦原中国に降り立ったところです。

日本神話では、一瞬で何かをなすことはなく、代々時間をかけてゆっくりと修理固成していくのです。邇邇芸命から神武天皇の即位まで四代かかっています。

物事はゆっくりと成していくことが良いとお思う反面、現代はスピード感が重視されます。すぐにトップスピードになるために、常にパワーを貯めていくことが求められます。その準備には、じっくり時間をかける時も必要なのではないかと思いました。

昨日は講習会期間最後のお休みでした。レポートと試験勉強がありましたが、気分転換に短めのツーリングで萩市に向かいました。

私は高杉晋作さんの大ファンで、高杉家の旧居に向かい、気合を入れていただこうというわけです。

萩の武家屋敷街の一角に、円政寺というお寺があり、そこは幼少の晋作さんの遊び場所で、晋作さんが度胸をつけた鬼の面があります。久しぶりに訪れましたが、なんで今まで気づかなかったのだろう。このお寺は、鳥居があって、山門があり、境内地に寺と金刀比羅宮がある神仏習合の様式が残っていた珍しいお寺でした。

高杉晋作さんは金刀比羅宮を崇敬していたとは知っていましたが、この円政寺での思い出からかもしれません。

帰りに瑠璃光寺の五重塔を見ようと思っていましたが、残念なことに修復作業中。なあんだと帰ろうとしたら、そばの東京庵を発見。湯田の駅前にあったと思いましたが、今は閉店していて残念に思っていましたが、念願の、もしかしたら20年ぶりくらいに、そば寿司をいただきました。



瑠璃光寺には何度も訪れていましたが、全然気づかなかった。

松陰神社、高杉家旧宅、円政寺、道の駅、萩往還を通って瑠璃光寺と、  予定よりツーリングを楽しみすぎましたが、良い息抜きになりました。

【高野龍也】