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講習会半分が終了しました。







みなさん、ごきげんよう。こんばんは。


神職講習会の日程が半分ほどすぎました。朝に夕に大祓詞を奏上し、お神さまに向き合うための所作を叩き込まれ、神社や神道に関する基礎知識を学んでおります。


古事記の神話を読み下し文で学んでいます。古事記は過去何度も読みました。書き下し文も現代語訳もいろいろ読みましたが、いつ読んでも面白いお話です。







宇宙の開闢から、初代天皇である神武天皇さまの御即位までが、日本神話でとされているのですが、お神さまの活躍から国家という人の世まで、グラデーションのように物語られています。





実際に今上陛下まで百二十六代を重ねて日本という国が続いているのです。
神話と歴史が続いている国は、我が国だけです。







神話については、本当か嘘か、この神話はこういう史実が重なっているのでは? 古事記には事実が書き換えられているなどなど、リアルさを追求したり、都市伝説的な考察も面白いですが(私も大好きです)、このままを受け止めて、こういうバックグラウンドを持つ国に生きているというだけで、壮大な気分で暮らせます。





日本人はあらゆることがらに、お神さまの気配を感じていて、それをお神さまの一挙手一投足から神々が生まれたという表現をしたのでしょう。





色々なものに「不思議だな」とか「神秘的だな」という感覚を私たちの先輩は持っていて、それぞれにお神さまの名前をつけ、由来となる物語を考えたのだとすると、それはとても科学的な思考だと思います。





現代のように数式や理論で語れなかっただけで、神話という記述法で語り継いできたのですから。





明日は念願のお休みですが、明後日朝一提出のレポートが出されました。





なかなか鍛えられます。





早く福岡に帰りたいです。鳥飼八幡宮のお神さまには、毎日遥拝していますが、鳥飼八幡宮の空気に触れたいです。そんな時は、メタバース鳥飼八幡宮です。ちょっとだけ遊ぼうと思います。





【高野龍也】