お知らせ・ブログ

國語と國史

みなさん、ごきげんよう。こんばんは。

本日も無事に神職資格講習をおさめました。

今日は人前で初めて祓詞を相乗しました。緊張しました。

本日学んだのは国語と国史です。

国語は「日本語」という教科ではないのに、我が国の歴史は「日本史」です。なんだか他人行儀な感じがしますね。

戦前は「國史」だったそうですから、國史に戻してはいかがでしょうか。

内容は通史なので、深い話ではありませんが、ざっとわが国の歴史を振り返るのは面白いものです。

明日まで集中的に講義を受け、そのままテストだそうです。強制的に一夜漬け。私の脳年齢のテストのような気がしてきました。

がんばります。



通学の途中に白い2本の塔が見えます。

前々から気にはなっていたんですが、帰りに寄り道してみました。

亀山公園というところから高台に登っていく途中で勘付きましたが山口ザビエル記念聖堂です。

だいぶ以前に訪れたことがありましたが、その時とは随分と印象が違います。それもそのはずで、以前の記念聖堂は1991年に火災で焼失していました。

建て替えてこのようなモダンな建物になりました。ネットで調べてみると当時は賛否両論あったようです。カトリックの世界でも私たちと同じような挑戦をされているのですね。親近感が沸きました。



大内氏が盛んなころ、フランシスコ・ザビエルが山口にも宣教にきて、それなりに根付いていたようです。

明との交易で栄えた山口でしたが、明国はだんだんと弱体化していき、満州族に圧迫されていました。南蛮貿易も自分のものにしたかったのでしょうか。

個人的にはイエズス会もほかの修道会でも、日本人を奴隷として売り飛ばしていたり、植民地化するための工作を働いていたことがわかっていますので、彼らのことは好きになれません。

そうさせなかったのが日本の力なのです。

亀山公園は高台から山口市内を見下ろせるなかなか眺めの良いところでした。連日の疲れのせいか、足が痛くなったので早々に退散しましたが、復活したらゆっくり散歩します。ライトアップなどしていたら、キレイだろうなぁ。

でも夜の教会はちょっと怖そう。イノシシとか出そう。

【高野龍也】