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クラウドファンディングでのご支援を!



みなさん、ごきげんよう。こんにちは。

昨年度遷宮では多大なご支援をいただき、新しいお宮が整いました。
遷宮第2期は境内地の外構整備をして、境内地を「神苑」と呼びたくなるような厳かなお宮に整える計画をたてております。

現在は表参道の整備に入っております。
樹木を植え替え、石碑などを動かして、石畳の道をいったんはいで、組み直します。

全体的なイメージとしては、深山の中にある磐座(いわくら)を訪ねる道です。



お神さまは、大きなもの、高いものを依代(仮宿り)すると考えられ、巨木や巨岩、山そのもの、落差の大きい滝などを信仰の対象としてきました。



神々しいような巨大な依代は、人里離れた深奥の山中などにあることが多いです。神社はそういった山中の依代の遥拝所(ようはいじょ:遥かなところから拝むところ)として創建されたものもあります。

深山の小道を歩いていくことで、参拝する皆さまの心を整えていただければと考えております。



表参道には実際に磐座となる巨石をお祀りします。高さ4メートル、重さ25トンの巨石を設置し、勝軍岩としてお祭りいたします。

江戸時代の終わりごろ、当宮では騎馬勝軍地蔵の護符を授与しておりました。正確には、当宮の神護寺(境内にある寺)の鎮護寺で授与していた護符です。

神社とお寺は同じ場所にあり、神職と僧侶が同じ敷地で奉仕していたのです。たった150年ほど前は当たり前だったことが、今ではないことになっています。神様も仏様も、それぞれを信じる人たちも喧嘩しないようにしてきた日本人の知恵です。

そのような伝統を想起できるような参道になれば良いなと考えております。

このたび、クラウドファンディングでは主に勝軍岩を設置する費用をご支援いただくことを主目的としています。

目標金額は300万円ですが、このたびは達成しなかったら全て返金されるall-or-nothing形式でのご支援です。
6月26日9時より下記ホームページより受付開始です。

また、ネットは難しい、面倒だという方も代行受付も行います。
よろしくお願いいたします!

https://readyfor.jp/projects/torikai80000