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鳥飼八幡宮の夏越祭は7月19日です



みなさま、ごきげんよう。
早いものでまもなく、今年も折り返しです。
日差しも、夏の眩しさになってきました。季節はめぐりますね。
そして7月19日は鳥飼八幡宮の夏越祭です。

夏越の祭は、半年間のツミケガレを祓い、疫病除けを願うお祭りです。

大流行したコロナは別として、今日ではインフルエンザなど寒い時期に流行病が蔓延するイメージですが、かつては夏場が危険な時期でした。食べ物が腐りやすかったり、疲労が溜まって免疫が下がったりしたからでしょうか?

世界遺産にもなった全国で開催される祇園祭は、まさに疫病除けをきっかけにはじまたお祭りだといわれています。このように、全国で夏祭りはさまざまな様式で行われているのです。

そもそも1年間に2回大祓が行われていました。一つは大晦日、年越しの大祓です。1年のちょうど中間に行われるのが夏越の大祓です。かつては宮中神事として行われたほど重要視されていました。

夏越の祓は当宮では「茅の輪くぐり」です。

茅の輪を8の字にくぐると、疫病よけになるといわれています。いつごろから始まったことかはわかりませんが、蘇民将来の説話がもとになっているともいわれています。

実際に茅には殺菌作用があるともいわれています。



当宮では6月24日より「夏越の祓え」の祈願を行います。また茅の輪のお守りも授与する予定です。
夏越の祓えで厄除け、または疫病除けの祈願をしていただいた方でご希望の方は、いのりの千灯明(小)にお名前等を記載して灯します。(※いのりの千灯明は7月7日より7月19日点灯)
また、夏越祓えの限定護符もおつけいたします。

この夏も暑い夏が予想されます。
夏越の大祓えをして、今年後半の飛躍を祈念いたしましょう。