お知らせ・ブログ

驚異と怪異――想像界の生きものたち

みなさま、おはようございます。こんにちは。

鳥飼八幡宮に残された貴重な史料を見ていただく機会があります!

福岡市博物館で開催中の企画展「驚異と怪異――想像界の生きものたち」で、当宮所蔵の「北野天神絵巻(鳥飼八幡宮本)」が公開されているのです!

同展示会の詳細は → https://www.tvq.co.jp/event/detail/event2023_0311.html

全国を回る巡回展で、リーフレットには次のように紹介されています。




世界の人々は常識や慣習から逸脱した「異」なるものを、どのように認識し、説明し、描い てきたのでしょうか。本展は、人魚や龍、河童など、想像界の生きものの多様性について

絵画や書籍、祭具などをとおして紹介し、人間の想像と創造の力の源泉を探ります。 奇妙で怪しい、不気味だけどかわいい、世界の霊獣・幻獣・怪獣が大集合 !





巡回展ですが、福岡市博物館ではご当地の「驚異と怪異なもの」を集めるときに、当宮の「北野天神絵巻」に白羽の矢が立ったのでした。

展示されているのは、雷神が清涼殿に雷を落としている場面です。

当宮の北野天神絵巻についてはの詳細は → http://museum.city.fukuoka.jp/archives/leaflet/507/index.html

様々な現象に対して、想像力を駆使すると不思議なものが見えてくるのですね。妖怪や魑魅魍魎が見えることも多いようですが、お神様の姿もそこに顕現するのかもしれませんね。
世界中の古今東西のイマジネーションで生まれたクリーチャーたちに、既視感や共感できるものがありそうな気がします。

令和5年5月14日まで開催しております。
ぜひご家族、お友達お誘い合わせの上、お出かけしてください。