おはようございます。
昨年12月18日に開催されました本殿遷座祭について、まとめさせていただきます。
みなさまからの多くの支えをたまわり、ここまで辿り着きました。感謝の念に堪えません。
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これまで何度かご紹介してきましたが、本殿遷座祭とはお神さま(御神体)を新しくなった本殿にお遷しする神事です。
御神体は一般的に宮司以外は見ることも触れることもない、格別に神聖なものです。
また遷宮のお祭りは、本殿の建替や改修などの時に行うものなので、稀にしか行われません。
当宮でもさかのぼると、昭和12年(1937)の遷宮時に、遷座祭を行なった記録はありませんので、100年以上ぶりに開催されました。
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神職はいつもと違い浄衣(じょうえ)を、斎主である宮司は斎服をまとっています。
まずは遷の宮にて、修祓・祝詞奏上します。
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この後、神社内の照明をすべて消して消して、真っ暗に。
暗闇の中、巫女がかざす灯明の光を頼りに、御神体を唐櫃に移し、さらに白布で絹垣をつくります。
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前導先祓いが祓い、蔭灯が宮司の足元を照らし、その後に絹垣が続きます。
当宮は大通り沿いですが、思いの外暗く、自動車の音も消え、警蹕(けいひつ)の声が響くほかは、足音や衣擦れの音すら感じられるほどでした。
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このように大切に大切に運び、新しい本殿にお遷しした後で照明が灯り、祝詞奏上・玉串奉納を行いました。
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当日は福岡にしては異例の寒さでしたが、たくさんの方にご参加いただきました。
新しい拝殿は空調で暖まっておらず、参列してくださった皆さまは大変だったと思います。
最後は、お酒の鏡開き、お酒の振る舞いをさせていただきました。
本殿遷座祭、これにて無事におさめました。
改めて、参列者の皆さま、ご奉賛いただいた皆さまに御礼を申し上げます。
真にありがとうございました。
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