みなさま、ごきげんよう。
現在、遷の宮には大きな賽銭箱がドドーンとあります。
かなり立派なもので、力自慢が6人がかりでやっと移動するほどの重量もあります。
こちらは安政6年(1859)に伊崎氏子中の奉納とあります。幕末のこの時期にこれほどの立派な賽銭箱を奉納していただきました。以前の本殿の前にあった時はそれほど感じなかったのですが、遷の宮の前に置くと、意外にしっくりときます。
この安政の賽銭箱は修繕して、新しい拝殿の前に置く予定だったのですが、遷の宮用に新しく製作していた賽銭箱が届く間だけ、ということだったのですが…。
ところで、新しい賽銭箱については、製作された有限会社SOLOさんのレポートに詳しいです。(画像をクリックするとレポートが読めます)
神社の賽銭箱を、神社の社会的役割や空間としてのあり方、デザインや材質、そして私たちの遷宮のコンセプトを汲み入れて、可愛らしくて、存在感のある賽銭箱になりました。実際にどんな形になったかは、クリックしてご覧ください。
遷宮に関しては、わたしたちも格別な思い出奉仕しておりますが、意気に感じていいものを造ってくださるみなさまに、感謝です。
新しい賽銭箱はいつ登場するのでしょうか? 安政の賽銭箱が修繕に入った時、になります。
設置が決まったらまたお知らせいたしますね、それでは!