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現本殿、最後のすす払い。



みなさま、ごきげんよう。

昨日は今季で一番寒い朝を迎え、身が縮こまるような日曜日でした。

12月26日、地元今川二の二地区のみなさまに令和3年の「すす払い」を行っていただきました。笹で拝殿や楼門の屋根や壁の汚れを払い、みなで社殿を雑巾掛。
雑巾をバケツですすぐときに手を突っ込んで、思わず「ぬくい〜」と漏れるくらいの寒さの中、誠にありがとうございます。

昨年はコロナ禍で実施できませんでしたので、2年ぶりの開催。
そして遷宮前最後のすす払いです。(現在の社殿は来年3月ごろに解体予定)
有名寺社のすす払いは、テレビなどでご覧になった方も多いかと思います。いわゆる年末の大掃除です。

 
お神様やご本尊が清らかに新年を迎え、年始参りのお客様をお出迎えするためのお掃除です。本行事は神社主催の者ではなく、地元の崇敬者の皆さまが実施してきた伝統行事でもあります。神社があり続けるのは、このような地元の方の思いがあるからだと、実感いたしました。

来年は遷宮後の新しい本殿になっていますが「すす払い」のような行事が実施できるように検討したいと考えてろます。

 

みなさん、大掃除される予定でしょうか。
「いつも綺麗にしているから、大掃除なんてしないわ」という綺麗ずきな方もおられるかも知れません。
そもそも大掃除は、新年のお神様である「年神さま」をお迎えするために、家中を清めるために行われていました。
いつも美しい環境を保っている方も、ついついサボってしまう方も、歳末の掃除の時には「年神さまをお迎えする」という気持ちを込めてお掃除されてはいかがでしょうか?