こんにちは。
令和3年10月4日 月曜日 大安吉日 仮宮の地鎮祭を斎行致します。
コロナ禍の遷宮で苦難の連続ですが、皆様からの支えをいただき無事にこの日を迎えられました。
まだまだこれからですが、とても嬉しく思います。
鳥飼八幡宮の本殿の設えは、「信仰と強い自然との共存」を目指します。今はメッセージを空間で表現する時代です。鳥飼八幡宮に参拝し祈りを捧げれは、先人たちがどのように生き、どのように祈ってきたかがわかり心が調う。そのような場所にしたいと思います。
遷宮とは、神々を美しく瑞々しい神殿でお祀りしたいという古代の人々の発想から生まれました。そこには、神と供に生き、命の永遠の連鎖を願う、究極の祈りと感謝が込められています。それは、まさに永遠を象徴する祭りです。
遷宮を繰り返すことで、古と今と未来が永々に繋がるのです。そこには、常に若々しく美しく生き、その技術と精神を子孫へ伝えたいと願う人々の思いがあります。
日本人が古より培ってきた叡智が遷宮なのです。
遷宮後の鳥飼八幡宮にご期待下さい。
鳥飼八幡宮は目的地としてわざわざ訪れたいと思える、そのような場所になるよう知恵を巡らせたいと思います。
今後とも鳥飼八幡宮の取り組みに賛同いただき、物心共にお力添えをいただきますようお願い申し上げます。