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鎮守の森




おはようございます。


本日は鳥飼八幡宮の氏子区域である、当仁校区の仁寿会様に清掃奉仕をいただいております。


鳥飼八幡宮の境内は2500坪あり、鎮守の森として1700年以上もの長きにわたり守られてきました。


鎮守の森は地域(村)を守って(鎮守して)くださる神様が降りてくる森。鎮守の森が元気であれば、神様が来てくれるが、人々が世話をせずに森が荒れると神様が村を護ってくれなくなると考えられてきたのです。


地域の方々の境内清掃は時代が変わり、氏子意識が薄れつつある今も残る有難い信仰であり風習なのです。


人々は鎮守の森に木を植えて、育て、手入れをする行為、そして、鎮守の森から生まれたものは、お祭りで使用されました。間伐材でも、小さな枝でも無駄なく、徹底的に使い尽くすことにより信仰を表していました。「森を守り、育てていく仕組み」を生み出し、後世に受け継ぐことで、持続的に鎮守の森が維持し神社は守られてきたのです。


必ず残していかなければならない日本人の叡智であり、美しい姿だと思います。


鳥飼八幡宮が歴史を紡ぐことが出来るのは、支えていただく皆様のお陰です。


皆様のお力添えに心より感謝致します。