おはようございます。
5月19日は午前11時より春季例大祭金刀比羅宮祭でした。
コロナ禍の中ですので、祭典のみとなりました。
たくさんの方に参列をいただき心より感謝致します。
祭典後の直会(なおらい)はもう一年以上開催が出来ておりません。
直会(なおらい)とは、祭典に奉仕した神職と参列者が祭典の後に行う儀式のことです。直会は「もとに戻る」という意味合いである「直り合い」が語源と言われています。
直会では、神前に捧げた神饌(しんせん)と呼ばれる供物をみんなで分け合って食べます。神様が食した供物を食べることによって、神様のお力を分けてもらうというのが直会の目的なのです。
お酒なども出される為、宴会だと思っておられる方も多いことでしょうが直会(なおらい)は神事なのです。
鳥飼八幡宮の歴史は1800年弱になりますが、直会(なおらい)を自粛するなんて初めてです。
とても不安です。
皆様も自粛で身も心も疲れ果てていることでしょう。
このような時こそ、「ありがとう」の感謝の気持ちを忘れないように致しましょう。
少しでも早く世界に平穏が訪れるように。
祈ります。