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しおがまさま




こんにちは。


境内末社 鹽竈北辰神社についてお話し致します。


塩竈北辰神社の主祭神は塩土翁神です。鹽竈北辰神社は安産・子授けの神様として、古より「しおがまさん」と親しまれて篤く信仰されています。古事記「海幸彦・山幸彦」の神話で大きな役割を果たす「塩稚神(しおつちのかみ)」です。兄に借りた釣り針を失くして兄の怒りにふれた山幸彦に、塩稚神は「海神(わたつみのかみ)」のところへ行けと教え、送り出しました。これにより山幸彦は釣り針を見つけ、竜宮で海神の娘・豊玉姫(とよたまひめ)と出会い結婚します。そして姫は安産により御子を授かりました。この故事と、潮の満ち引きが出産に関わることから、尊は安産・子授けの神となりました。


また武甕槌神と経津主神は、塩土老翁の先導で諸国を平定しました。平定後、塩土翁神は人々に漁業や製塩法を教えたことから、導きと料理の神ともいわれます。


鳥飼八幡宮では、安産と子授けの神様として古より篤く信仰されています。