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鳥飼八幡宮の節分星祭




おはようございます。


間も無く節分ですね。


「福はうち鬼は外」の楽しい豆まきに、おいしい恵方巻き。日本の伝統行事としておなじみの「節分」ですが、令和3年は例年よりも1日早い22日(火)が節分の日となります。


節分が22日となるのは、1897年以来、124年ぶりです。


今では23日に定着している節分ですが、本来は「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日のことを「節分」と呼んでいました。節分は、名前の通り「季節を分ける」ということを意味している言葉です。立春・立夏・立秋・立冬は季節の始まりの日であるため、それぞれの前日は季節の変わり目にあたり、それが節分だったのです。


現代では23日だけが節分になっていますが、これは4つの季節の中で「立春」が最も重視されていたためです。春の訪れである立春は1年の始まりでもあり、とくに待ち望まれていました。徐々にこの考えが強まり、立春の前日だけを節分と呼ぶことになったのが現代の節分の由来だといわれています。


先日は鳥飼八幡宮本殿にてクックチャムプラスシーさんの疫病退散、恵方巻き開運祓いを致しました。今年の吉方を向いて恵方巻きを丸かぶりし開運を祈りましょう^_^


恵方巻きは、江戸時代から明治時代にかけての大阪の花街で節分を祝い、商売繁盛を祈念し始まったといわれています。名前も恵方巻きという名前ではなく、「丸かぶり寿司」や「太巻き寿司」といわれていました。「丸かぶり寿司」も「太巻き寿司」も七福にちなんで、7つの具を入れて巻くので、7つの具を入れるのが基本になったようです。


一年を通じて身についた穢れを祓う大切な祭事、それが節分です。鳥飼八幡宮の節分星祭は古来より続く大切な神事です。


鳥飼八幡宮では、大晦日より社頭にて厄除け災難除けの祈願を致しております。人間は生きていく上で罪穢れを背負いこんでしまうものです。これを溜めると魔や厄がつき気枯れ(けがれ)をおこし、元気をなくしてしまいます。ですから節分などの節目までに大掃除を行ない、罪穢れをはらい「元気」いわゆる「元の気」を取り戻しているのです。


鳥飼八幡宮の節分星祭は、地域の人々にとって慣れ親しまれたものであり、多くの方が祈願をされます。


節目までに一年間の罪穢れを祓い、「元の気」を取り戻し、新しい一年が無事で幸多き年であるよう祈願いたしましょう。