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オンライン初詣を実施して思うこと


オンライン初詣を実施しその結果を受けての感想。


今回1231日~111日までのオンライン初詣での参拝者が6.4万人(東京・神奈川・大阪・愛知・埼玉が参拝客のベスト5)


初穂料は予想の10倍を上回るという結果となりました。


鳥飼八幡宮は例年であれば松の内までに約10万人の参拝をいただきます。参拝のほとんどは氏子崇敬者、そして福岡県内の方々です。今年はコロナ禍での初詣ということもあり、参拝は例年の半分以下となりました。


しかし、オンライン初詣を実施したことにより普段鳥飼八幡宮に参拝することのない関東や東海、近畿にお住まいの方々にオンラインでの参拝をいただき鳥飼八幡宮を知るきっかけを作ることが出来たのは大きな収穫となりました。尚且つその参拝者の数も、予想をはるかに上回るものとなり驚いております。


本来であれば、神社に足を運びお神様に手を合わせ思いをお伝えすることが大切であり正式な参拝です。しかしながら、コロナ禍もあり新しい生活様式が生まれつつある時に、その時代の波に合わせ打ち手を講じ挑戦することが、参拝者に寄り添うことに繋がると私は考えます。


現在の神社界はとても厳しいです。


人口が減り、個人主義が進み氏子意識はなくなり、かつてのように寄付や祈願の初穂料で成り立っている神社はほんの一握りで、脈々と受け継がれるはずのお祭りもほとんどの神社が縮小傾向にあります。毎年1000社の神社が消滅しているのが現実なのです。そしてこのコロナ禍で神社は収入が減り危機に直面しています。


時代に合わせて打ち手を考えなければ歴史を紡ぐことは出来ません。


今はスマートフォンがあれば、どんな情報もすぐに知る事が出来ます。皆さまは情報を得てご自身で考え選んで参拝をされます。歴史に胡座をかいていては参拝者はいなくなってしまうのです。


鳥飼八幡宮のコンセプトは歴史と未来への創造です。歴史の中に創造の種を見つけ、未来へ植えたいと思います。


鳥飼八幡宮は地域の人びとにとって「祈り・集い・ 活動ができる場」として、伝統を踏襲しながら神社の新しい未来を作っていきます。


鳥飼八幡宮が描くこれからの神社の在り方、新しい未来を一緒に創造しましょう^_^


期待してみていて下さい。