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おついたちまいり




おはようございます。


101日の朝です。すっかり涼しくなり秋らしくなりました。


本日は月次祭です。


午前6時より皇室の安寧、国民の平穏を祈りました。


本日は朔日参り(おついたちまいり)ですね。


朔日(さくじつ)とは、1日のことです。毎月1日に神社へ参拝することをおついたちまいりと言います。


本日も早朝よりたくさんの方々が参拝されています。


神社は一般的には神様にお願い事をする場所との認識が強いと思います。しかし、本来神社はお願いをする場所ではなく、自分自身と向き合い誓いをたてる場所なのです。時代に合わせ形を変え今の形になったのでしょう。


神社の本殿には、「鏡」があります。


これには、「鏡を通して神様と自分自身が向かい合う」意味があります。


「かがみ」から「我(が)という言葉を抜くと「神(かみ)」になります。


神社の鏡は、「我を抜いて己の姿を見ればそれが神である」ということ表するのです。


これが神様に手を合わせ祈り自分と向き合うということなのです。


おついたちまいりは神様へ新しく始まる月に挨拶をし、誓いをたて真摯に向き合うために行うもの。正に自分自身を新たにするための習わしなのです。常に新しく清浄であることで強い力と運気を保つという「常若」の概念が脈々と受け継がれています。


運が良く物事が進む様子を「ツキがある」と言いますがこの「ツキ」と「おついたちまいり」は深く関係しています。日本の暦は現在は太陽暦ですが、昔は太陰暦でした。


昔は太陰つまり月の動きを暦としていました。月の満ち欠けを基準にしているので、それを当てはめると1日は新月になります。日本人は海の満ち引きを見ていて、月の満ち欠けとの関係に気が付いたのです。


月の見えない力が地球にまで作用していることを知りました。


そう、月と地球の間の引力に気がついたのです。
その『引力』という引き寄せる自然の不思議な力に神様をみたのです。


ツキがあるの「ツキ」とは「月」のことなのです。


人々は神社の凛とした神聖な空気の中、思い思いに手を合わせ身も心も清浄に清められ、そしてツキを引き寄せ新しい月をスタートさせるのです。


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