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鳥飼八幡宮の描く未来




おはようございます。


コロナショックで考える時間がたくさんあったので考えをまとめてみました。


鳥飼八幡宮の遷宮のコンセプトは歴史と未来への創造です。歴史の中に創造の種を見つけ、未来へ植えたいと思います。


本殿、拝殿へのアプローチは、それぞれテーマを持たせます。「出会い」「無心」「陰陽」「祈り」へと


空気感を大事にし、拝殿から本殿に歩を進めると神と人が呼応し人間の原点を見つめられるような荘厳で圧倒的な空間を作り上げます。


神様と向き合うこと、それは鏡のようなものです。いつどのように向き合うかによって感じ方考え方が変わります。神社で神様に手を合わせることにより、人は自分に出会い、自分を発見するのです。神様は目には見えません。神様に手を合わせ心をふるわせる人間の中にこそ、神様は存在するのだと私は考えます。そのために、我々神職は境内を清浄で美しく保ち日々祈りを捧げるのです。


鳥飼八幡宮は、現在の人々の願いに応え、さらに未来に通用する普遍性を備えていなければなりません。


鳥飼八幡宮の遷宮は新型コロナウィルスの影響で来年度の1019日から再来年度の1019日に延期となりました。その延期に伴い本殿拝殿は着工が延期しましたのであらためて計画をブラッシュアップさせていくいい機会だと思います。


鳥飼八幡宮が描く未来を期待をもって温かく見守っていただけると嬉しいです。


今は誰しもが苦しいと思います。人類は数々の試練を乗り越え今があります。このコロナショックもいずれは過去の歴史となります。必ず乗り越えられます。


我々神職は、神社がいつまでも人々の心の拠り所であり続けられるよう一丸となって神明奉仕に勤めてまいります。