常若


御代が変わり平成から令和となりました。


鳥飼八幡宮の遷宮事業もいよいよ動き出しました。


鳥飼八幡宮の本殿 拝殿は建て替えが始まります。


鳥飼八幡宮の本殿は、その後慶長5(1600)の関ケ原の戦いでの軍功により黒田長政公が筑前の国主となり福岡城を築き、慶長13(1608)に鳥飼村八幡宮御社地に長政公の別邸を建てることになり、鳥飼浜松林の中(現在の鎮座地)に仮宮を建てて平山式部丞重道が八幡宮を遷し祀りました。


その後寛永2(1625)鳥飼氏氏子により新たに神殿を建立し、正遷宮を行いました。その後、遷宮で改築を繰り返し現在に至ります。今回も改築を考えましたが、シロアリの被害が酷く残念ながら取り壊しと決まりました。


この本殿にて御奉仕させていただくのは来年度が納めとなります。同じく参拝の皆様が手を合わせるのも納めとなります。


神社は神殿を新造して神々を遷すという遷宮によって、古い形体を保ちながら常に若々しい姿を保ちます。


遷宮は、神々を美しく瑞々しい神殿でお祀りしたいという古代の人々の発想から生まれたもの。そこには、神と供に生き、命の永遠の連鎖を願う、究極の祈りと感謝が込められています。それは、まさに永遠を象徴する祭りなのです。


遷宮を繰り返すことで、古と今と未来が永々に繋がるのです。そこには、常に若々しく美しく生き、その精神を子孫へ伝えたいと願う人々の思いが重なります。


常に新しくあることで力が漲り御神徳が高くなると信じられてきたのです。


鳥飼八幡宮の遷宮まで2年を切りました。まずは皆様に鳥飼八幡宮が遷宮をすることを知っていただき、その取り組みに共感していただいた方には御寄附をいただければと思います。