鳥飼八幡宮の遷宮まで二年を切りました。

遷宮とは


神社は神殿を新造して神々を遷すという遷宮によって、古い形体を保ちながら常に若々しい姿を保ちます。


遷宮は、神々を美しく瑞々しい神殿でお祀りしたいという古代の人々の発想から生まれたもの。そこには、神と供に生き、命の永遠の連鎖を願う、究極の祈りと感謝が込められています。それは、まさに永遠を象徴する祭りなのです。


遷宮を繰り返すことで、古と今と未来が永々に繋がるのです。そこには、常に若々しく美しく生き、その精神を子孫へ伝えたいと願う人々の思いが重なります。


このらの概念を神道では、「常若の思想」と表現しています。


常若とは、常に英気が溢れた状態なのです。


神社は、自分自身を写す鏡。人間の肉体は朽ち果てても、人間の魂、エネルギーは永遠に続き、そのエネルギーは、神々と供にあり、現世で生かされている感謝の気持ちと自分が去ったあとも、子孫の繁栄、幸せを願う祈りが内包されているのではないかと考えられます。


鳥飼八幡宮では25年毎に遷宮が行われますが、25年という区切りがあることで、日本人自身の魂が蘇り、新たな気づき、新たなエネルギーが充電され、復活へ向けてのスタートすることができるチャンスではないかと思います。


それは、目にみえない心の世界ですが、日本人は、古来からそのような「見えない世界」を信じており、山や樹木、あるいは岩などの自然に神霊が宿ると考えていたことでも理解できます。限りなく神様が多いことから「八百万の神々」と表現されています。


つまり、日本人の原点、心の拠り所を示す装置が、この「遷宮」なのだと思います。「遷宮」がくるたびに思いだし、新たに営みが記憶されていき、永々に生き続けるのです。


鳥飼八幡宮の遷宮まで2年を切りました。まずは皆様に鳥飼八幡宮が遷宮をすることを知っていただき、その取り組みに共感していただいた方は御寄附をいただければと思います。