
本日 9月3日 先勝の日曜日の午前中は晴れ着を纏い 晴れやかな姿 晴れやかな笑顔の祈願の方で鳥飼八幡宮の境内はあふれました。
「晴れ舞台」「晴れ着」などの表現にも用いられている「晴れ」という言葉。
もともとは折り目・節目のことを指し、年中行事のほか、儀礼や祭りなどの非日常のことをいいます。
晴れの日としてもっとも大きな節目となるお正月とお盆をはじめ、年中行事はいずれも神様を迎え、災難を払い、豊作を祈るための日でした。
晴れの日には特別な着物を着、特別な食事を神様に供えました。神様の力が宿ったお供えを家族やご近所の人たちと感謝しながら分ちあい、味わうことは、日常生活を営むうちに失われていく気力を補い、回復させるという大切な意味があったそうです。
ものが豊かでなく、娯楽が少なかった昔。
普段は食べられないごちそうを味わうことができる晴れの日を、人々はとても心待ちにしていたのでした。
素晴らしい文化ですね。
残していきたいものです。