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神社とは、「聖なる世界」に通じる通路の入り口であり、神社には見えないけれど何かありがたいものがあると感得する場所だといえるでしょう。

「聖なる世界」とのつながりを感じる事で、自分自身の中に漲る元気や活気を取り戻す場所、それが神社です。

神社に参拝する場合、どうしても形にとらわれてしまい、終始形式的になりがちです。参拝作法は、永い間の変遷を経て現在、「二拝二拍手一拝」の作法がその基本形となっています。

そこに、どう心を込めるか、また込めたほうがよいのかは、参拝される皆さんの心の持ち様ではないでしょうか。

それがためには、具体的な形におけるそれぞれの作法の意味をわかって戴くことが重要です。

もちろん、祈りの心は個々に違っていて当然ですが、参拝とそれにかかわる作法について、その「形」の前提にある「心」をわかって戴ければ幸いです。

参拝は、「生かされている」事をお神様に感謝する事が基本です。お神様やご家族、ご先祖への感謝の気持ちを、まず伝えたいものです。その後、お願いするのではなくご自身の決意をお神様にお伝え下さい。

神社への参拝の時間ですが、早朝がおすすめです。夜は神々の時間になります。朝から人々の時間ですので、神々と人々の間の時間、早朝に参拝されて下さい。

(二礼二拍手一礼)

1:神殿に向かい軽く頭を下げる。お賽銭を入れ、鈴がある場合は鳴らす。

2:二回深く頭を下げる。

3:両手を広げて、柏手を二回打つ。

4:最後に深く頭を下げる。

お神様と対面し、ご自身の正直な心と向かい合いましょう。