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鳥飼八幡宮の護符



護符
ごふ
ごふうともいいます。御符(ごふ)、神符(しんぷ)、御守(おまも)り、御札(おふだ)などといいます。

多く紙片に神仏の名号や形像、呪文(じゅもん)、経文、密教の種子(しゅじ)、真言、神使(しんし)とされている動物などを書いた御札をいいます。

これを所持していると神仏の加護が得られ、災禍を避けることができるといわれています。

家の中の神棚に掲げたり、家の入口に貼(は)ったりします。牛王(ごおう)宝印などのごとくこれを飲んだりもします。

護符は本来神仏に参詣(さんけい)していただいてくるものですが、だんだんと社人(しゃにん)、御師(おし)、僧侶(そうりょ)などが御札配りといって民家に配布することが行われるようになりました。

文字の知識が一般庶民の間に普及しなかった時代には呪文や呪符が、とくにその威力が信じられました。

今日では、全国の社寺などで出されている護符は千差万別です。有名な社寺の護符はあらゆる災難を防止することができると信じられているが、一社寺でいろいろな効能をもった護符を出している例もあります。

鳥飼八幡宮の護符は、神仏混合時代のもので、おそらく江戸時代のものとおもわれます。災い除け 全ての良縁をむすぶと篤く信仰されておりました。