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余震がまだ続いていますが、東北では復興の鬨の声が高らかに聞こえてきました。
鳥飼八幡宮では、毎日東北大震災の犠牲者のかたがへの鎮魂と、復興の祈願をさせていただいています。また当宮で祈願される方の許しをいただき、厄払いやお子様の成長祈願と合わせて、復興祈願をさせていただいています。
みなさまは「何かできることはないか?」と考えておられるようで、涙を流しながら手を合わさられる方も多いです。
神職として「お神さまへ思いを届けること」を毎日続けていますが、より多くの方に共感していただこうと、お祭りを企画しました。
毎月若い人に神社へ親しんでいただこうと開催してる「鳥飼まいり」を復興支援のお祭りとして7日土曜日に執り行います。
テーマを「維新の夜」としたのは、「鳥飼まいり」が幕末長州の志士であり、当宮とゆかりの深い高杉晋作とのご縁がきっかけで始まったこと。
また、復興とは東北の方々の暮らしが以前のように戻るよう支援するだけではなく、この国自体がよりよい方向へ向かうように、「維(こ)れを新ためる」べきだ、と考えるからです。
そのためには、私たちの心根や人生を改める、そのきっかけになれば、という思いから、テーマを決めました。
お祭りは参加者全員による「東北大震災復興祈願」を本殿にて執り行った後、参集殿で音楽を奏でつつの、直会(お祭り後のお神さまとの食事)を企画しています。
若い人が抵抗なく参加できるよう、DJによるプレイやバーベキューといった形式をとりますが、根底には上記のような思いが流れています。
もちろん、会の合間合間にメッセージを発信していきます。
会費は経費を除いてすべて義援金として寄付します。また、フリーマーケットを開催してその売り上げも義援金といたします。
会費は一人2000円を予定しています。
東北のお酒や、バーベキューの食材の持ち込みも大歓迎です。
まちる巫女も特別参加します。
これまで当宮のお祭りに参加された方々にはご案内していますが、できるだけ多くの方にも参加していただきたく、ご案内させていただきます。
7日19時の祈願からぜひ、ご参加くださいますようお願い申し上げます。
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