11月場所（以下、九州場所）が開幕しました。九重部屋の千代白鳳は、白星スタートです。さて、左ノ山親方は、まちる巫女とも登場していただきましたが、改めてお話をうかがいました。
まちる巫女に関しては、週刊ポストを見て知っていただいていたようで、九州場所の時に対面できることを楽しみにされていたそうです。対面した感想は「かわいかったぁ」。
そんな気さくな左ノ山親方ですが、鳥飼八幡宮とのご縁はなかなかに深いものがあります。
大分県大分市出身の左ノ山親方は、相撲取りになるため九重部屋の門を叩きに訪れたのが、鳥飼八幡宮でした。
「親孝行がしたいから」とたった一人で故郷をたち、福岡へとやってきたのでした。
といっても当時とてもヤンチャだった左ノ山少年。この日はかなり独創的な髪型をしていたそうで、九重親方に一喝。丸刈りにして、ようやく入門を許されたそうです。
地方場所ではさまざまな宿舎に滞在し、そこかしこ素晴らしい環境だそうですが、敷地が一番広くて、特に気に入っているのが鳥飼八幡宮だそうです。
初土俵も九州場所で、17年も土俵に上がり続けられ、また大関に昇進できたのも「鳥飼八幡宮のお蔭でもあります」とおっしゃって下さいました。
「鳥飼八幡宮は、とても気がいい神社ですね。龍神池もあって滞在中はとても気分がいいです」。左ノ山親方の一番のお気に入りは、参道だそうです。特に良い気を感じられるそうです。
場所中は力士の成績や体調、ケガの有無など、気を配ることが多いそうですが、神社で見かけた時には「お気軽に声をかけて下さい」とのこと。
現役当時から比べると、とてもスマートになられ、物腰やわらかで笑顔が素敵な左ノ山親方。
ありがとうございます！