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保育園で茅の輪づくりの体験!

みなさまこんにちは。

今日は7月7日、七夕の日です。
先日鳥飼八幡宮の境内にある保育園「ゆかり保育園」と「えにし保育園」で合同の七夕イベントを行いました。
神社の保育園ということで、ぜひ神社らしい夏の体験をしていただくべく
茅の輪を手作りする体験を開催しました。



当宮の神職が保育園に赴いて、作り方をお伝えします。

茅の輪(ちのわ)は、茅草から作られる輪の縁起物で、とがった葉の形状から
魔除けの意味合いで古くより夏越の祓えに用いられてきました。
元々は日本神話の「蘇民将来」が由来とされています。

ある神が旅の途中で宿を求めていたところ、蘇民将来(そみんしょうらい)という人が、貧しいながらも快く受け入れてくれました。
その感謝のために茅の輪を渡し、“もし疫病が流行ったら、この輪を腰につけると免れられる”と伝えられ
蘇民将来がそのとおりにしたところ疫病を免れた、という伝説があります。



新鮮な茅を配って、準備します。茅は細かくギザギザとしているので、触る時は軍手を付けると安心です。



意外と輪っかにする作業が難しく...親子で力を合わせてねじりながらなんとか茅の輪を作りました。



出来た茅の輪はご家庭に飾っていただきます。

最近では厳しい暑さの日が続き、大人でも熱中症などの体調不良には本格的に注意が必要となっています。
実際に暑さ対策を行うとともに、疫病退散の願いが込められた茅の輪が家にあると、なんだか安心しますね。



今回は七夕に向けて園児が一生懸命作った笹の飾りも先生が発表しました。
クラスごとに工夫して笹飾りをしたポイントを先生が説明してくれて、園児たちは誇らしげでした。

園児たちの健康と健やかな成長を願っています。