祖霊殿「奥宮」の工程会議が先ほどまで開催されていました。
現時点では、順調に進んでおり工事の遅滞はありませんでした。
4月5日より、奥宮の先行契約をはじめており、すでにご契約をいただいております。
遅延なくお渡しできるよう、工事の職人さんも懸命に動いてくださっております。
みなさまに感謝を申し上げます。
あらためて、ご先祖さまにも、その先につながっているお神さまにも感謝の気持ちをお伝えしないといけませんね。
本日は工事現場のご説明をいただきました。


奥宮の天頂部はガラス張りになっていて、角度によっては御本殿が見えるようになっています。
イメージ図の角度的に、この場所から見た風景かな? というところで写真を撮影しました。(違っていたらごめんなさい)
地下8メートルからの眺めです。
地下1階の床の高さは、写真を撮っている床から70センチほど高くなるそうです。
実際には地下6メートル50センチくらいの高さになるそうです。

真ん中の柱に透明のホースが見えますが、地下水がこんこんと湧き出ています。
おそらく不老水と同じ水源の水だと思われますが、大変美味しそうな清らかな地下水でした。
(水質検査していないので、飲んでいません)
この水は、奥宮の隣にできる龍神池の水源となる予定です。
鳥飼八幡宮は地下水が豊富なところからも、龍神の坐す神社だと言われています。
ちなみに、この柱と頭上横に走っている鉄筋は工事用のもので、のちに撤去するものです。
あの高さが、御本殿の建つ地面の高さとなります。
もう一枚、別のアングルから。

横でクレーンも動いていました。地底からの高低差たるや。
この光景を見ていると、「こをろこをろ」と、天沼矛(あめのぬぼこ)で海をかき回して、おのごろ島をなさしめた、あの神話を思い出しました。
神話では塩が降り積もって島になったので、地面に掘る工事とは逆に思えます。
天津神に「ただよえる国を修理め固め成せ」と命じられて、お二人は国産みを始めるのです。まずは国産みをする際の、基盤をおつくりになられた時の様子です。
お二人とはイザナギノミコト、イザナミノミコトの二柱ですね。
今、祖霊殿奥宮は、建物の基盤をモルタルで固め成した、という状態になりました。
まず建物ができて、次に内装、そして調度品が入っていきます。さらに外構ができて…。
それでも祖霊殿の完成ではないんですよね。
御霊に入っていただいて、ご子孫が拝みにくる施設になって、完成です。
祖霊殿奥宮のご内覧希望の方には、安全面に十分配慮した形で、工事現場の見学もしていただいています。
工事の内容によってはご案内できない時もございますが、納骨堂の規模を実感していただけると思います。
ご内覧のご希望はご遠慮なく。
それでは!