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鳥飼八幡宮神苑と一体化する鳥越作品

出社する時はかまびすしい蝉の声が、日中になると静かになる。

そんな毎日が続いております。

夕立がすごい勢いで降りますが、それが一服の清涼剤という…。

暑さに愚痴をこぼしても仕方ありませんね。

 

先日、福岡出身在住の芸術家、鳥越一輝さんの作品で神苑に設置する作品を再度ご紹介いたします。

 

トリゴエ・エックス




「新しくなった境内に、作品を奉納したい」という申し出をいただき、参集殿の土俵をアトリエとしてお貸しししました。
以前もお貸しして、創作の様子を「Atelier SUMO BEYA」としてご紹介していただきました。

 

 

土俵に籠ること数日間…。

どんな作品を創っているのやらと、のぞいてみると、まさかの立体造形でした。

そして二対でした。

 

1作目はトリゴエ・エックスをそのままモチーフにしています。

エックスはバッテンではなく、縁と縁の結び目です。

結び目がつながっていくと、網状のネットワークになります。

金網がまさにそれを表していますね。

 




作品のもう一対は、Yではなく「鳥」です。

飛んでいく鳥。鳥越の鳥。鳥飼八幡宮の鳥。

 

作品の素材は、建材の金網と、使用済みの枕木です。

 

鉄はさび、木は朽ちていくかもしれませんが、神苑の木々は成長しいずれ枯れ、石も風化していきます。

景色の中にどんどん融合していくように、このような造形にしたとのことです。

 

現時点では、どのように設置されるか分かりませんが、経年して神さびていくことでしょう。

 

ギャラリーモリタさまのホームページ https://g-morita.com/archives/artist/鳥越-一輝

 

鳥越さんのインスタグラム https://www.instagram.com/tori222/