みなさま、ごきげんよう。
いよいよ今年前半も終わりますね。水無月の晦日です。
この日に半年間のツミケガレを祓うことを「水無月晦日大祓（みなつきのつもごりのおおはらい）」といいます。
大晦日と同じくらいに大切な日なんですね。
本日の福岡市は雨模様です、大雨の予報も出ていますので警戒が必要ですが、清め祓いの雨とも感じます。
延喜式にも記されていますから、平安時代には宮中や貴族の間で夏季の行事として行われ、時代が下るにつれ民衆に広まっていったものと考えられます。全国の神社で茅の輪くぐりは置かれ、６月３０日に夏越のお祭りを行うお宮も多いですね。
当宮では７月１９日の夏季大祭が夏越祭として行い、通常茅の輪も７月に入って設置していました。（旧暦の水無月です）今年からは太陽暦の６月の晦日にも茅の輪くぐりができるように、早めに設置しております。
夏越の大祓は、夏に流行する疫病にかからないように、という願いが込められています。
インフルエンザなどの流行もあり、冬に病気にかかりやすいイメージがありますが、大きな流行病がかつて夏にあったのでしょう。
今年から、夏越の大祓の祈願をされる方には、通常の撤下品に夏越の特別護符をおつけしています。
夏越の大祓祈願は、茅の輪が撤去されるまでを行いますので、今年後半も健康で、さらなる飛躍をされたい方はぜひ受けてみてはいかがでしょうか？
夏越の大祓祈願は郵送祈願も受け付けております。遠方の方、外出が難しい方も祈願を受けられます。
郵送祈願はこちらから → https://hachimansama.jp/jyuyosho/archives/1062
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