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厄祓・八方塞がりのみなさまへ



みなさま、ごきげんよう。
1月下旬から節分までの、ご祈願の撤饌にしている節分豆がもう品切れとなりました。
例年になく、ご祈願の方がいらっしゃっています!

鳥飼八幡宮の高野です。

ここ数週間は、厄祓い、八方塞がりのご祈願が多くなっています。
厄年は、一生のうち男性は9回、女性は12回の厄年があります(前厄、大厄、後厄のこと)。
厄年は決して悪いことが起こるということではなく、その年はいろいろなことに注意をしてくらしましょうということです。
注意しててもかかってくる災厄をお神さまに祓っていただくのが厄祓いです。

男性と女性で回数が異なるのは、30代に女性には6回の厄年があるからです。

厄年はかつて、女性は子育てが終わった後で体力や体調面が変化を迎える時期だったでしょうし、男性も同じように体調の変化が出やすい40代にあります。

近年は男女ともに還暦の大厄を祓います。

八方塞がりは、九星盤の中心(中宮)にくる星の位置です。
どちらを向いても壁があるような感じで、何をやってもうまくいかない年と考えられています。ちょっと息苦しい感じの年まわりを良くしようというご祈願です。

方位除けという祈願もありますが、こちらは引越しや旅行、受験などで出かけるときに凶方だった時の祓いです。

平安貴族は方位をかなり気にしていて、自分にとって凶方に出かけるときには、縁起のいい方角へ向かい、遠回りして目的地に向かう「方違(かたたがえ)」という風習が盛んでした。

現代人はそんな悠長に暮らしてはいられませんので、お神さまに凶方を祓っていただこうというのが、八方除け・方位除けの祈願です。

「厄除け・八方塞がりは、受けなければならないのですか?」と聞かれます。

厄除けは人間の年齢の積み重ねによる時間的なもの。八方塞がり、方位除けは空間的なものです。

どれだけ注意をしても避けられないものが、年齢的にも空間的にも起こってしまいます。
その時の大厄が、小厄に。小厄が無厄になれば、大厄が大役になるともいわれています。

ご自身の九星がわからないと言う方は、下の満年齢早見表をご覧ください。
詳細は、ご祈願のページ(https://hachimansama.jp/prayer)をご覧ください。

ぜひ、新しくなった鳥飼八幡宮の本殿でご祈願をなさることをおすすめいたします。

2月3日の節分は、立春を正月とした場合の大晦日にあたります。
家内安全、商売繁盛、病気平癒などなど、さまざまなご祈願も承っております。

みなさまによきご縁のあらんことを。