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平野國臣先生の情報をお待ちしております!

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 大河ドラマ「龍馬伝」の影響で、各地で坂本龍馬で盛り上がっています。

 幕末の志士の方の生き様を見ていると「自分も何かしなくては!」と突き動かされる思いが涌き上がります。
 混迷する時代に「龍馬伝」が放映されているのは、お神さまからのメッセージかもしれません。

 歴史が長い福岡ですが、幕末から明治維新にかけて、目立った動きがないな? と感じられている人も多いかもしれません。

 でも、筑前藩からも、数多くの志士が活躍されています。

 その代表的な人物が、平野國臣先生です。
 
 平野國臣先生については、歴史に詳しい方でも「錦江湾で西郷隆盛を助けた人」というイメージしかないかもしれませんが、実は誰よりも早く「倒幕」を明記した建白書を提出し、共和政治の実現を提言するなど、非常に先見性の高い方でした。

 西郷さん、大久保利通、高杉晋作ら、名だたる志士との交流も深く、高杉晋作からは、坂本龍馬と同じ短銃をもらって、携帯していたそうです。

 平野先生は、地行の地に生まれ、当社にもお参りを良くされていたそうです。生家跡には、平野神社が創建され、平野神社には遺骨も納められています。
 平野神社は、当社でお祭りさせていただいており、このような平野先生とのご縁から、当社社務所に「平野國臣先生資料室」を開設いたしました。

 以前は、鳥飼八幡宮にも平野先生の遺品がいくつか納められていたのですが、現在は残念ながら散逸しています。
 資料室と申しましても、特別なものが展示されているわけではありませんが、平野國臣先生のことを広く知っていただくため、平野先生の情報交換などをする場として、社務所を開放しております。

 平野神社で刊行した冊子「平野二郎國臣」の配布、書籍「西日本人物誌 平野國臣」(小河扶希子著・西日本新聞社刊)も取り扱っております。

 全国から、平野國臣先生の足跡をたどって当社に参拝される方もおられます。今後も、平野先生の情報を発信したいと考えております。

 関心のある方は、問い合せフォーム、電話、社務所社頭などで、お問い合わせいただきますようお願いいたします。