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1月3日は元始祭



改めまして、みなさま明けましておめでとうございます。

鳥飼八幡宮には年初からたくさんのご参拝があり、大変賑わっております。
本日1月4日から会社さまの年頭の祈願祭を受付しており、ありがたいことに
忙しいお正月を過ごしております。

本項は1月3日の元始祭を紹介します。

元始祭は1月3日、天皇陛下が宮中三殿(賢所・皇霊殿・神殿)にて、御自ら主催される「親祭」です。
皇統の元始を寿ぐ祭祀ですが、戦前は国の休日に指定され全国の神社でも祭祀を行なっていました。

皇統の元始とは、天照太神が天孫瓊々杵尊を中国(地上・日本列島)につかわした「天孫降臨」など、皇室の起源のことを指します。
天皇陛下におかれましては、皇室の“元始”を寿ぐと共に、皇室とともにある「おおみたから」である国民の弥栄を寿ぐお祭りを宮中で執り行われているのです。
皇統とはすなわち、日本の歴史でもありますので、私たち日本人が歩んできた歴史を祝うお祭りなのです。

戦後は休日ではなくなりましたが、鳥飼八幡宮では神社の行事として続けております。
今回の元始祭は、鳥飼八幡宮の責任役員、宮座の方、崇敬者、地域代表者、国会議員、市議会議員の方18名がご参列いただきました。

 



元始祭の祈願後は参集殿での直会です。
御神酒での乾杯の後は、温かい鍋で交流をいたしました。

コロナ禍以前のお正月でも、三ヶ日は、元日からだんだんと参拝の方が落ち着いていく傾向でしたが、今年は2日よりの3日の方が多く参拝されました。
この記事を書いている4日も参拝の行列ができました。

現在の本殿迎える最後のお正月、お神様も大変喜ばれているのではないでしょうか?