おはようございます。
憲法記念日の朝は雨がしとしとと降っています。第二次世界大戦という激動の歴史を経て、日本は発展してきました。その戦後に新しく平和憲法として制定されたのが、日本国憲法です。この日本国憲法は1947年(昭和22年)5月3日から施行されました。5月3日の「憲法記念日」は、現在の日本国憲法が施行された日を祝って定められています。
さて7月に開催予定の「こども神輿」「こども祭」ですが、新型コロナウィルスの感染が拡大している状況を鑑み、誠に残念ではありますが開催を断念させていただきます。
夏越祭の奉納行事であるこども神輿は茅の輪潜りとともに、私たちが生活を送っている中で、知らず知らずのうちについてしまう罪汚れを祓い、そしてまた夏には疫病が流行ることが多いことから疫病退散を願い、その後半年間健康で幸せに生きれるようにと願いを込めて行う神事です。
こども祭りは夏越祭斎行後の直会を現代にそうようアレンジしたものです。直会とは、神社に於ける祭祀の最後に、神事に参加したもの一同で神酒を戴き神饌を食する行事(共飲共食儀礼)です。
実は鳥飼八幡宮のこども神輿は、本年度有形文化財の指定をうけました。今年はその指定を祝し、盛大に開催される予定でしたので本当に残念でなりません。
今 人々は不要普及の外出を余儀なくされ全ての娯楽を自粛しています。限界を迎え心が乱れつつある方もいらっしゃることでしょう。そのような時こそ神事が心の安らぎ、拠り所となるはずです。しかし断行することができません。なぜなら、お祭りは非常に混雑致します。どう知恵を絞り考えても皆様の安全を確保することができません。
開催を楽しみにされていた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますことを心よりお詫び申し上げるとともにご理解いただければと思います。