神功皇后






鳥飼八幡宮の本殿には神功皇后が祀られています。


現代ではあまり広くは知られていない神功皇后ですが、明治時代には日本初の肖像画紙幣としてお札に肖像画が載せられています。


 まだ男尊女卑の思想が強かった明治の時代に、女性の肖像画が紙幣に載せられていたというのは驚きです。それに日本初の肖像画紙幣というのですから、当時の日本において神功皇后が篤い信仰を集めていたのが分かります。お札だけでなく切手にも肖像画が載せられ、また教科書には神功皇后の逸話が載せられていました。


神功皇后は身重でありながら朝鮮へ出兵し、新羅・百済・高麗を服属させ、その後に出産しました。


このエピソードから神功皇后には、聖母神 武芸の神という二つのご神格があります。


「聖母」と「武芸」というこの二つが合わさることで神功皇后が非常に強かな女性であったことが分かります。


聖母というご神格から神功皇后には、出産、子供、家族に関するご利益がたくさんあります。子授け 安産 子育て 家内安全 学業成就 また、新羅・百済・高麗を服属させた三韓征伐の伝説から、勝運 外交 芸道上達 厄除け 開運招福 土木治水のご利益があると篤く信仰されてきました。


鳥飼八幡宮では女性の守神と信仰が篤く、戌の日の安産の参拝をいただいております。


4月の戌の日は1日13日25日です。


安産祈願(帯祝い)は、妊婦の妊娠五ヶ月目にあたる戌(いぬ)の日に腹帯を巻き神社に出向き安産を祈願する儀式であります。子どもは神様からの授かりもの。そのわが子が、無事に生まれ、健やかに育つようにとの願いは、今も昔も変わらぬ親の願いです。安産祈願は、安産はもちろん、出産後も母子共に健やかに過ごせるようにと神様にお祈りするものです。子沢山で安産の象徴とされる犬にあやかり戌の日に行われます。


コロナウイルスの早い終息を心より祈念致します。