おはようございます。
春の爽やかな快晴の日曜日!
本日は本来であれば「福マルシェ」の開催日です。
しかしながら、コロナウイルスの影響でいろいろな状況を鑑み今回は中止とさせていただいております。
主催の福マルシェチームも鳥飼八幡宮を参拝され「準備をいただいていた出店の方々、楽しみに待ってくださっている来場者の方々のことを考えると心苦しい」と残念な胸の内をお話しされていらっしゃいました。
福マルシェが開催されない第三日曜日はなんだか寂しくて、お神様もご機嫌が優れないように感じます。
福マルシェは鳥飼八幡宮にとって大切な財産です。
マルシェを開催することで、生産者は消費者を知る機会になり、消費者のニーズを知り、消費者はこだわりの商品を知る機会になり、そして地域を知るための機会となり、互いの活性化を促す新しい「場」と鳥飼八幡宮がなっているのです。
神社には神事の後、神様に備えた食物を下げて、みんなでいただく「直会」があります。フェスやマルシェ、鳥飼八幡宮で開催される催しは直会を皆様にわかりやすく、今の時代に合わせアレンジしたものです。同じものを、みんなで分け合って食することで、心を通わせる。そんな営みを繰り返すことで、神社は地域社会の中心であり続けたのです。
鳥飼八幡宮は、たくさんの方の支えがあり1700年もの歴史を紡いでまいりました。今、神社界は変革期にあります。新しい取り組みが必要です。鳥飼八幡宮は伝統と歴史を踏襲しながら、今の時代に合わせ打ち手を打ち取り組んでまいりますので、この意思に賛同いただき今後もお力添えをいただければ嬉しく思います。
コロナウイルスがこれ以上広がらないように、また早期の鎮静化を心より祈っております。