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みなさん、ごきげんよう。
節分も終わり、日常の神社が戻って参りました。
その代わりではないですが、お楽しみの催し物がはじまります。
その先陣を切るのが「鳥飼八幡宮古着祭り」です。
前回は昨年12月7〜8日の2日間開催しましたが、初めての試みにも関わらず、たくさんの方に来ていただきました。
若い人からいい塩梅の方まで、おしゃれな人が境内にあふれました。
とてもご好評だったということで、今年は年4回開催予定です。
まずは、2月22〜24日の3日間。
会場は同じく、鳥飼八幡宮参集殿です。古着の名店と飲食店が2店出店予定です。
同イベントは、西新の落合商店さんと古着店「ENISHI」さんの共同主催。
そして実行委員長は当宮の宮司です。
古着は、手頃な価格でおしゃれができるという面もあります。
一方で、年げつが経てば経つほど価値が増していく「お宝」という側面もありますね。
安土桃山時代の茶の湯では、茶道具に城が一つ建つほどの値打ちがついたものがあったそうです。
それは純金のキラキラしたものではなく、古くから大切に使われてきた茶器とか茶入れなどを「名物」として珍重してきました。
茶器は誰が所有していたもので、どのような経緯で誰の手に渡り、あの茶会で使われた、というような物語が加わることで値打ちがどんどん上がっていきました。
茶道具の価値観と古着の価値観って似ているような気がしませんか?
ちなみに、茶道具の価格を底上げした仕掛け人が千利休という方です。
当日の内容、営業時間など詳しくはインスタをご参照ください。
https://www.instagram.com/torikaihachiman_furugimatsuri/
神社の職員としてだけではなく、私個人(高野)もとても楽しみにしているイベントです。
私はミリタリーとワーク系古着が大好物です。
気になるものがあって、サイズがピッタリだったら、とりあえず保護して家に連れ帰るという活動を30年以上も続けています。
前回の古着祭りで保護したものは…、
紫色のアランニットを1点。
続いて「スウェーデン軍 M90 コールドウェザーパーカー」のデッドストック。
ジャストサイズは見たことないので、即確保。
また米軍 ECWCS GEN2 POLARTECのフリースジャケットはすでに所有していましたが、イベントで同シリーズの同素材フリース オーバーオール(ライナー)を発見、速やかに保護をいたしました。
後日、西新のENISHIさんを訪問したところ、ECWCS GEN2のLEVEL4ジャケットに出会いました。
ゴアテックスで上記のフリースの上に着用するものです。実物のブラックで、自分にとってのゴールデンサイズ「S-R」。シームテープがはがれていたため、相場よりもずいぶん安い!
ということで迷うことなく、落ち着いて引き金を引きました。
ACU柄は見かけるのですが、ブラック一色はあまり見たことがないんです。
昨日、シームテープを貼り替える作業も無事に終了し、実践配備完了…。
いや、暗号文に加えてお祭りと関係ないことまで書いてしまいました。
マニアックなイベントだと思われるかもしれませんが、所狭しとカッコいい服が並んでいいます。
まずは見にきていただきたい! と熱望するところです。
次回は、米国、ユーロ系のワーク系のものを見ていきたいと思っています(個人的見解)。
どんな服に出会えるか、楽しみにしています。
当日の好天を祈念しつつ、みなさまのご来場を心よりお待ちしております。